狼boyと兎girl
バスが走り出した。


「また寝坊かい?」


荒木さんは結構いい年の男の人。



「うん!ほんと焦ったよ…」


「いつもの事じゃないか!」

荒木さんが笑いながら言った。


「荒木さんひどーい!」


私は運転手席に1番近い席に座った。


この風景も見慣れた。










その見慣れた風景が今日
変わる事になる。
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