君がいれば・・・②
2人は仕度が終わると、皆に見守られながら会見場所へ向かった。




そして始まった記者会見。



記者会見ではなぜ中断したのかをしつこく聞かれた。



シンは瀬奈の病気の事を除き、出来るだけ本当の事を話した。



瀬奈と出会い、現在に至るまで。



瀬奈との結婚を反対され、自分がパク家を出ようとしていた事を。





『なぜおじい様は結婚を許してくださったのですか?』



「瀬奈の良さをようやく分かったんでしょう」



『突然の婚約発表ですが、結婚式はいつごろか決めていますか?』



「準備が整いしだいすぐに」



『美しい婚約者に何か言ってください』



緊張した面持ちでインタビュアーとシンの会話を聞いていた瀬奈はぎょっとする。



シンが瀬奈を見て笑顔を浮かべる。



シンが瀬奈の方に顔を寄せると、瀬奈も何か言われるのかと耳を傾ける。



だが、次の瞬間シンの手が瀬奈のあごをとらえ、唇が重なった。




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