君がいれば・・・②
シンに手を引かれ記者会見場を後にする瀬奈の足はまだがくがくしている。



まるで夢を見ているみたい。



足がまるで雲の上を歩いている感じ……。



「セナ?」



「シン、夢じゃないよね?なんか夢を見ているみたいで……」



「夢じゃない 現実だよ ぽっぺたつねらないとわからない?」



「え……それは……いや……でもシンが代わりに――」



そう言うとにっこり笑った瀬奈は手を伸ばしてシンの頬をつねった。




「いってっ」



シンがつねられた頬を擦る。



「うん 夢じゃない」



瀬奈の顔に満面の笑みが広がる。



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