君がいれば・・・②
10分ほどで撮影は終わり、付き人の男性が大判のタオルをシンの身体に被せた。



シンはそれを身体に巻いて焚き火の近くに来た。



瀬奈も足早に後を追う。



「シンっ!大丈夫?早く乾かさないと風邪引いちゃうぅ」



「セナ、ごめん 驚いただろう?」



海に入ったのは信也の注文ではなくシンが思いついてやった事だ。



「シン、これで撮影は終わりだそうだ 近くのホテルに部屋を取ったからシャワーを浴びるんだ」



ジフンが話し終わった携帯を片手に近づいてきた。



「ん?サンキュウ 兄貴」



3人は車へ向かった。



シンの周りにはボディーガードが数人いるためにファンたちは近寄れない。



温かい車の中へ入るとシンが一息吐いた。



「セナの持っているの何?」



シンに聞かれてほとんど飲んでいないコーヒーを持っている事に気づく。



「あ、コーヒー」



「ちょっとちょうだい」



セナの手からカップを取り上げる。


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