毒舌最強少女の日常



(なんか…隠し事か?)


「トシ、沖田さん。…何、隠してるんですか?」


ニーッコリと笑みを貼り付けて聞いてみたら


「は、はあ!?隠してねぇし、な、なぁ総司!」


「ええ、そうです!私達が瑠偉さんに隠し事なんて……ねぇ!?土方さん!」


分かりやすすぎて、呆れるほどに動揺している土方と沖田。

これで瑠偉は、確信した。

なんか隠し事してやがるな、と。



「…分かった。広間に行っておく。」


「お、おぅ!」


「いってらっしゃい!瑠偉さん!」



とりあえず、今は何も言わずにおこうと思い、広間に向かっていると、



「あれ?斉藤さん?なんか、凄い荷物ですね。」


「――、! は、林。」



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