一番星のキミに恋するほどに切なくて。《旧版》
「…楽しかったぁ」
「……そうか。良かった」
満足げなあたしの頭を、蓮は優しくポン、ポンと撫でる。
「今度は蓮の好きな所にいこーね」
あたしばっかり好きな所に連れてってばかりだし。蓮の好きな所にも行きたい。
「…なら…行くぞ」
「…………え…?」
蓮はスタスタとあたしの手を引いて歩く。
どこか行きたい所でもあったのかな…?
「何処にいくのー?」
「…さあな」
出たー…。蓮のさあなは言うつもりが無いという意思表示だ。
着いていくしかないね…。
そんな事を考えてる間に、蓮はあたしをバイクに乗せて何処かへ向かっていた。