please your smile
呆れながら保健室のベッドに座らされ。





奏が保健室のドアを開けたまま出ていく。






俺はバタリと寝ころんだ。








「なあんか今日は…」








ポツリと呟いた俺の頭に、



ユリの唇の感触がうつる。










…あああ、何考えてるんだ!!





ただの人工呼吸だろ!!






それでも考えずにはいられなかった。
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