私の愛した人
記念日
私の決意から夢の中での一週間、組織のことについての詳しい説明とこれからのことの話を聞いた。

基本的なことは、やはり秘密らしい。

親や友人はもちろん他人には組織のことを話してはいけない。

毎日基地に集まる必要もなく、ほとんど前とかわらない生活を送っていいらしい。

前と違うのは、通信機能を持つ『何か』を身につけなければいけないこと。

可憐がしていたブレスレットがそうらしい。

他には御冬さんはピアス、五島さんはネックレスといったようにアクセサリーのようなものだという。

通信機で必要な時に呼び出しがかかるという決まりらしい。

入隊したばかりの私は訓練が必要らしくて、しばらくは呼び出しの回数が多いらしい。

一度に沢山のことを頭にたたき込み、私が目覚めたときは現実世界の夜明けだった。

私は五島さんに車で家まで送ってもらった。

現実とは思えないようなことが一度にいっぺんに起きたせいもあって、疲れ切ってしまった私はもう一度ベットで眠りについた。





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