Don't touch me
教室を出て、歩く。



崩れる様に倒れる。



「外村!」



流水が身体を支えた。



「大丈夫か?」

「駄目だ…。身体に力が入らない。吐き気と頭痛がする…」

「保健室に行こう。連れて行く」

「ごめん、澤口…」



流水は微笑んだ。



「いいってことよ。友達だろ?」



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