Don't touch me
私の一退
相良愛生は肩をいからせて歩いていた。



あの野郎。

傘なんて返さなくていいのに。

おかげで周りの皆に問い詰められるところだった。



私が問い詰められる?

本心をさらす?

そんな事、有ってたまるか。



気分悪い。

保健室で寝てよ。



保健室の扉を開ける。

そこには先客がいた。


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