「お前、うざい。」
美術室の水、温水にも変えられるんだよね~♪
ラッキー!
そんなことを思いながら美術室のドアに手を掛けた。
その時。
スルッ
「あっ!」
ビシャッ。
ペットボトルの形が丸くて手が滑ってしまった。
そのままペットボトルは転がり、美術室の入り口が汚れた水でビチョビチョに。
「やっちゃったあ。」
すると、急に美術室のドアがガラッと開いた。
「じゃー、失礼します。わっ。」
男の人が出てきた。
私の汚した床を見ると驚いた。
いや...私がいたからかもしれないけど。