「お前、うざい。」

美術室の水、温水にも変えられるんだよね~♪
ラッキー!


そんなことを思いながら美術室のドアに手を掛けた。


その時。



スルッ


「あっ!」


ビシャッ。


ペットボトルの形が丸くて手が滑ってしまった。
そのままペットボトルは転がり、美術室の入り口が汚れた水でビチョビチョに。



「やっちゃったあ。」



すると、急に美術室のドアがガラッと開いた。



「じゃー、失礼します。わっ。」



男の人が出てきた。
私の汚した床を見ると驚いた。
いや...私がいたからかもしれないけど。



< 5 / 23 >

この作品をシェア

pagetop