ひとりぼっち




―次の日



「はぁ〜……」



学校怠いなぁ…

帰って寝たい……



そう思いながら、外をぼーっと見ていた



すると…



「「「きゃー!!!!」」」



急に女の子達の甲高い声が聞こえた



耳痛い……



「ねぇねぇ、廉くんよ!」
「めちゃめちゃ格好いいー…」
「でも1組に来るなんて珍しいね」
「仲良い子いたっけ?」



廉………?

どっかで聞いたような…



「あっ、いた!
おーい、葵ーっ!」



この声……っ!

まさか、昨日の奴か!!


そう思い、振り向くとドアの側にそいつがいた



「約束通り、来たぞー!」

「えっ!?
葵って……柊さんのこと!?」
「どういう関係!?」



あ゙ー……

だから言ったのに…

変な噂流れるって……

あ、言ってないか


そう思っている間に、篠崎が私の前まで来ていた




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