僕の愛した生徒
偽りの世界の中で






僕は


君の中にいる

違う誰かを求めていた


ずっと探していた





君は君でしかないのに……





それに気づかなかった僕には


君のひたむきな想いが

時として

凶器になった



君の純粋さが

怖かった……





でも


君のその純粋さが

僕を癒やし


君の笑顔は

僕に光を与えた






想い出の中にいた僕を

救ってくれたのは


君……




紛れもなく



君だったんだ






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