black-and-white
要ということに驚き目を見開いていたが、そのあとの要の行動にもっと驚いた。




「どうしたんだ」




と言おうとしたら俺に抱きついて来たからだ。



要は抱きついたまま顔を上げずに声を発した。




「真緒ちゃんが……」




真緒……?



確か、よく要と一緒にいる間崎のことか。



だが、なんで間崎……。




「真緒ちゃん、同じ部屋なの。部屋に帰ったら鍵閉まってて……ドアノブに血が……」



「……!」



「中からも血の匂いがして……わたし、どうしたらいいか…」



「教室に行って、間崎を探した?」




要は黙って首を左右に振る。
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