black-and-white
くそっ…。



吸血鬼ならすぐにわかるはずの血の匂いになんで気づかなかったんだ……っ。



ぐっと拳に力が入る。




「とりあえず、要たちの部屋に行ってみよう。話しはそれからだ」




ずっと下を向いていた要は涙で一杯の目をしていた。


そして、コクと頷き涙を拭いた。














ガチャガチャ




要たちの部屋の前に行き、ドアノブを回してみるが開く気配が全くといっていいほどない。




「くそっ」



「冬真君……」




要に名前を呼ばれてハッとする。



冷静になることを忘れていた。
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