エリートな彼に甘く奪われました
「え…え?どういう…」

驚きで目を大きく見開いた私を見下ろして彼は笑顔で言った。

「離れて思ったんだ。愛を俺のものにしたいって。

結婚してくれる?俺と…」

「……!」

そんな、そんな、あり得ない…!

遼が私と…!?

やっと彼女の実感を持てたばかりなのに、いきなり…旦那様?!

遼は口をパクパクさせている私の側に来てベッドにストンと腰を下ろした。

シーツにくるまった私をそれごとそっと抱き締める。

「俺は愛を守りたい。会社のみんなや、安東さん達に愛を好きにさせたくないんだ。

俺…、実は嫉妬深いんだよね。

幻滅した?」

そんなはずない。

私がさらに驚いているのは遼が新たに欠点をさらけ出しているから。

私の前ではいつも王子様だった。

嫉妬とか、本当にあるのかしら。








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