エリートな彼に甘く奪われました
「ね、愛、俺と結婚してくれる?
愛のいない人生なんて考えられないよ。
俺は…こんなだけど、愛にもっと好きになってもらえる様に頑張る。
君を…俺だけのものにしたい。


愛してるんだ…。」

「………!」

王子様からの甘い甘いプロポーズ…。

子供の頃から夢見てきたそれが現実のものとして今、私に降りかかってきている。

またしても涙が溢れて止まらない。

遼は無意識なのか、またいつもの甘々モードに戻ってる。

「愛、返事は…?俺じゃ君のナイトに役不足かな?
まだ何か足りないところ、ある?」

薄く柔らかい唇から紡ぎ出される優しく美しい言葉達。

「足りないなんて、そんな…」

胸がいっぱいでうまく話せない。

こうやってこれからも毎日何度も彼に恋していくのだろう。

このように私の心を捕らえて縛る彼は、彼の言う通りサディスティックなのかも知れない。

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