プラトニック・ラブ
きっと存在を確認されていないに違いない。
もしや酷すぎて無視を決め込まれたに違いない。
…別にいいけど。
気にしないけど。
すっかり機嫌を損ねたあたしは、もうこの際海さんの後ろに隠れることにした。
どうせなら気づかれない方があたしにとっても好都合。
この滑稽な姿をなるべく晒したくない。
さっさとやってさっさと終わらせてしまおう。
あたしは目立たないように一番後ろに続く。
チラチラと4人の隙間から見える皿は大皿はなく小皿ばかり。
一般庶民のように、大皿に盛ってみんなで摘みながら食べるということはしないらしい。