プラトニック・ラブ




それと同時にまだあるのかよ、とも思ってしまった。



やっぱりあたしは役に立たないんだろうか、なんて少しヘコみ始めたときだった。



―――ぴと




「―――ッ?!」




突然唇に何かが触れた。


あたしは驚き、体を仰け反らす。



けれど。




「おうおうおう、落ちるだろうが」




唇に当てられたのは〝イチゴ〟だった。



大笑い男があたしの唇にイチゴを押し付けていたらしい。




「ほれ口開けろー」



そう言われてあたしはアタフタしながらも少し口を開けた。



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