マジで恋する10秒前!?
ちっ あいつは、俺に玄関で電話の対応しろと?



...もういいわ


俺は電話を持ちながら器用に靴を脱ぎ、電話に出た。


「もしもし、裕樹さんですか?流雅です」


『あぁ、すまないな流雅。音彩の様子はどうだ?最近忙しくて音彩の様子を見れなくてな」


「音彩は....」

急に言葉が詰まってしまった。


音彩の事について今の俺に....言えることがあるのか


『流雅?』


「あっ...すいません。えーっとですね.....」


仕方がない....


「音彩は友達もできて楽しそうでしたよ?」




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