恋心 ~Opposite Nature~



ん?"妃路"って…?


「居ませんよ~。あたし、彼氏できたことないし、キスもまだです」

「じゃあさ…俺としない?キス。」

「いや、それは…。あははっ、先輩冗談キツいな~」

「冗談、じゃないんだけど?」


ガタンという音を立て、男が山中に近付いていく。

つか、…こんなとこでやるなよな。


「待って、ください。…先輩」

「俺さ~妃路ちゃんのこと好きなんだよね。だからいいでしょ?キスぐらい」

「えっと…その…」


追い詰められた山中は壁に逃げ道を遮られ、動けなくなった。



ジ---


山中の着ているジャージのファスナーがおろされていく。


あいつ、守るんじゃなかったのかよ。


ふいに福田が頭を過ぎった。






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