金龍~星たちの絆~
蓮「やっぱりそうなのか。」

翔「うん、そうなんだ。葵にも事情はあるみたいなんだけど。でも、言う気はないみたい。お願い蓮。どうしてそんなことしていたかは、まだ聞かないであげて。今は、まだそのときじゃないんだ。それに…」

蓮「それに?」

翔「優姫ちゃんのためでもある。」

蓮「……」

翔「蓮、僕は正直優姫ちゃんが嫌いだよ。でもね、優姫ちゃんの最後の願いは、葵ちゃんへの願い。だから、かなえてあげなきゃいけないんだ。」

英「翔なら、そういうと思った。」
蓮「ああ。
  それに俺は、葵自身に吐かせる。ニヤ」

翔「え?ちょっと違うんじゃ…」

蓮「いいだろ!この話はなんか、甘が少ないからな!」

翔「………嫌われないでね。」

蓮「…………気をつける。」

< 76 / 156 >

この作品をシェア

pagetop