鬼の名の下
「夜歌、私の部屋でいい?」


『どこでも構わない』


「そっか。じゃ、行こう」


全身ビショ濡れだから、廊下がぬれる。


後で、きとんと拭いておこう。


「じゃ、私先に着替えるね」


『外で見張っとく』


「あははっ、ありがとう」


明の部屋に襖に寄りかかり、目を瞑る。


僕は、ここに居て良いのか・・。


鬼である以前に、僕は未来から来たとか意味分からないこという人間だぞ?

誰がここに置いておいてくれものか。


明日にでも、近くの下宿屋を探すか・・。


と・・その前に・・・


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