声を失った少女




もしかして・・・












「姉さん・・・?」










そう言うと女は目を見開いた。


「姉さんだろ?俺だよ!!春樹だよ!!」


詩『なんで知ってるの?』

「今朝父さん達に全部吐かせた。
・・・姉さんだよな?」



すると、戸惑いながらもコクンと頷いた。



「姉さん・・・今までごめんな・・・?」






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