桜の木の下で
「ああ・・・そうじゃの。少し長くなるが・・・・おぬし学校は??」

「あ、私学校行ってないの!私の家は代々立派な巫女になるために女は学校に行かず、修行するの!でも勉強はお母様が教えてくれるから同い年の子よりはできるんだよ?」

微笑みながら言うと刹那は本当に切なそうにしゃべりだした。

「わしのせいで・・・すまぬな・・」

「な、なんで刹那が謝るの?」

「今から話す・・・だがちとここは人目が多くなるの・・・瑠璃、ワシに掴まれ。」

「ふえ?なんで?」

「いいから掴まるのじゃ。」

「う・・・うん・・。」

私は刹那に言われるがままに掴まった。
その瞬間体が中に舞った。

「きゃあ!」

思わず刹那に抱きついていた。


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