あたしの愛、幾らで買いますか?
「どうする?」


今日は完全にエリにお任せ。

何をしたら良いかわからないから…


「ん~…任せるよ。
 あたし、よくわからないし」

「じゃあさ、カフェ行こう?」

「カフェ?」

「うん。
 いい雰囲気のカフェがあるんだ!
 女店長がとっても綺麗なんだ」

「近いの?」

「うん!」


エリのお勧めのカフェへ向かう。

看板には


『綺羅』


と書いてあった。


―カラン、コロン


ドアには鐘がついている様で、

ドアが開くと鳴るというシステム。


「いらっしゃいませ」


中から出てきたのは

胸下まである髪を揺らせた女子高生。

制服にエプロンをかけている。


「ふたりなんですけど…」


エリが人数を言って、

その綺麗な女子高生の彼女は


「好きなところどうぞ」


そう言って通してくれた。




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