光〜君がくれたもの

私の名前は藤村歩

高校１年生

只今ピンチです


「君可愛いね〜俺達と遊ばない？」


「い、いゃ遠慮します」


「え〜いいいじゃん！ちょと体借りるだけだし、行こっ♪」


「ちょっと、やめてください！離して！」



どーしよ、二人組の男に捕まっちゃった…



誰か助けて…



と願った次の瞬間、私の腕を掴んでいた男が視界から消え、代わりに別の男の人がいる



「嫌がってんじゃん、やめとけよ」


「てめぇ、何すんだ！コノヤロー！！」



「うるさいし目障り」



そう言って彼は二人組の男を殴って追い返してくれた



恐怖で足がすくんでいた私はその時初めて彼の顔をはっきりと見た



身長は175ぐらいで、髪はやや長めで暗い茶色の男性、一言で言うなら超イケメン！


私は一目惚れしてしまった



「あ、あのぉ…ありがとうございました…」


「別にアンタのためにやったんじゃない」


彼はそう言って立ち去った



待って〜まだ名前も聞いてないのに〜


私の心の叫びは彼には届かなかった



しかし翌日、私は運命的な出会いを果たすのだった