ただ君が好きで
「あぁっっ」
ったく、
優太のヤローっ!
言い逃げしやがった…!
バスケ部入ってるだけに足は速い。
ってか、もうどこいるか分かんなくなったし!!
だてにバスケやってるわけじゃないのね…
「おーいっ雪菜!こっちだよーっ」
声のする方を見ると、500m先くらいにあるケーキ屋の影に優太は隠れていた。
ってか、
周りの通行人すっごくこっち見たっ
もー優太のせいで、注目浴びまくりじゃん恥ずかしっ
…なんて思いつつも