ただ君が好きで


「あぁっっ」





ったく、
優太のヤローっ!


言い逃げしやがった…!



バスケ部入ってるだけに足は速い。


ってか、もうどこいるか分かんなくなったし!!



だてにバスケやってるわけじゃないのね…






「おーいっ雪菜!こっちだよーっ」

声のする方を見ると、500m先くらいにあるケーキ屋の影に優太は隠れていた。





ってか、
周りの通行人すっごくこっち見たっ
もー優太のせいで、注目浴びまくりじゃん恥ずかしっ











…なんて思いつつも












< 13 / 86 >

この作品をシェア

pagetop