彼女は人間管理人。
 早くも黒板を写すことを僕は諦めた。



 僕らの世界史の教師は黒板に大量に書き込むことで知られている。


 丁度黒板がいっぱいになっていたので、彼は半面消した。


 僕はまだ五行ほどしか写していなかったのに。



 ペンを置いてみたが、やることがない。

 寝ようとも思ったが、また眠って悪夢を見るのは避けたいしそうたいして時間が在るわけではない。



 やることがない。

 仕方なく僕は左を向いた。



 今教室には置かれた机と生徒の数が合わない。

 実に三分の一ほどの生徒がいない。


 まぁ、無断欠席ということだから全員が全員、サボりだろうな。

 全寮制のこの学校をサボって、皆さんは何をしているのだろうか。



 皆勤賞の僕には分からない。
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