金髪少女と太陽少年~不器用恋モノガタリ~
「いただきます。」
食卓にはあたし、お母さん、お父さんの
3人が座っていた。
あたしは黙々とご飯を食べる。
「・・・望愛。
一回手を止めて話聞いて。」
お母さんが言う。
あたしはそれをカチ無視。
ど―せ説教だから。
「ねぇ、望愛・・・」
「望愛!!
お母さんの話を聞きなさい。」
お父さんが言った。
あたしは仕方なく手を止め、
話を聞いた。
「望愛、あんたはどうしたいの?
大学行きたいの?将来を自分の手で潰したいの?
そんな夜遅くまで遊んでて、
もし補導されたら内申下がるし、
大学だって、就職だって難しくなるのよ??
そんな遊んでばっかりで、
あたしも心配してるのに、どうして直さないかな?」
馬路むかつく。
なにお前が説教してんだよ。