おもちゃのユビワ
次に話し出したのは秀二だった。



「ホントだな。俺も告白して良かったわ、なんかふっ切れた感じ。フラれるって分かっててもな。」



秀二は少し笑って下を向いた。



「その指輪さ、まだ持ってるの?」



「ああ、持ってるよ。ナオは?兄貴にもらった指輪持ってんの?」



「うん、大事にしてるよ。」



「そうか。」



「あはは。」
「あはは。」



「なんか、似てるね私たち。」



「だな。」



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