おもちゃのユビワ
辺りは夕焼けになりそうな雰囲気を漂わせてきた。



「秋だな、夕暮れが早い。帰ろうか。」



「そうね。」



二人は立ち上がった。



「行こうぜ。」



「うん。」



いつものように並んで歩き始めた。



校門を出て、駅へと向かった。



ナオが小さな声で言った。



「手つないで帰ろっか。」



「え?」



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