おもちゃのユビワ
「指輪ちょうだいね。」



「…!」



秀二は驚いて足を止めた。



「え?もしかして、もうないの?」



ナオは残念そうにした。



「…あるよ。でも困ったな。」



「何で?」



「全部あげたら指が足んねーよ。」



秀二が集めた指輪は1つや2つではない。おそらくナオの手だけでは収まらないだろう。


「あはは、もう。どんだけ集めたわけ~。」



「あはは。」
「あはは。」


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