純愛爆走族
「なんだ?」


「…?」

今の衝撃で慎平が不機嫌そうに目を覚ます


「痛たた…。」

「お前!!」

上から降ってきたのは

尼寺だった


尼寺は俺たちに気付くと
人懐っこい笑顔を向けてくる


幼さの残る小動物の様な笑顔に
内心ほだされそうになり頭を振った


「何してんだ?
お前、ここがどういう場所か知ってんのか?」

健太郎がまくしたてるが
尼寺は気にする事なく

打った尻を抑えながら立ちあがった


「ここは屋上ですよ。
昼休みにのんびりできるところを探していたのですが
いいところが見つかりました。」


「はぁ?」

流石の健太郎も目を丸くしている

「君は俺たちの事を知らないのか?」

恭介がたずねると

「知ってます!」

大きな声が返ってきた
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