甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
   

「すっ……きだって」

改まると余計に言えなくなる。


「カナ」

だから、反則だって。
そんな一度見てしまったら目が逸らせなくなるような熱い瞳で見詰めないで。

ドキドキと心臓が煩く暴れて苦しくなる。

孝太はその言葉を待っているように瞬きもしない。


……もうっ!!

「だから、好きだって言ってるでしょ!?」

「声、デカイ」

そう言って笑いながら孝太はあたしを抱き締めた。


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