甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


カチャカチャと孝太がベルトを外す音がして、緊張感が一気に高まった。

ど、どうしよう。色んな事が頭を過る。

シャワー浴びたいとか、今日の下着はどんなのだっけ?とか他にも色々……


でも、ほんの一瞬

孝太の唇があたしに触れた、ただそれだけで、そんな迷いのような感情は跡形もなく吹き飛んでしまった。


だけど、孝太は動かない。

あたしに跨がったまま、両手をあたしの横について、何か考えているみたい。

何だか急に不安になる。
どうしたの?


「孝太?」


「……あの、今から話すこと笑わないで聞いて貰えますか?」

「うん、何?」

ゴクリと息を飲んだ。 何を告げられるんだろう。

雰囲気から、楽しいことでは無いのは明らかな訳で……


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