甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


照明のせいで孝太の表情がわからない。

だから余計に不安になる。


「俺、実は……」

「うん」


少し間があった。

「殆ど初めてだから、上手く抱けないかもしれない」


……ん?

何?殆ど初めてって!?


「……ごめん。意味がイマイチ、わからない、けど?」

「だから、初めてなんだよ」

初めて?って、もしかして、そうなの?

でも、まさか!あんなに浮き名を流していたのは誰?孝太でしょ!?


「な、何で?」

あたし混乱してる。

孝太はふぅっと息を吐いて、あたしの隣にゴロンと横になった。


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