甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


「カナを好きになって良かった」確かに孝太はそう言ったと思う。


それから、どちらからでもなくキスをして……

あたしの体に孝太が触れる度にじわじわと潤っていく。

優しいキスに応えるように孝太の背中に腕を回すと、「好きだよ」と今まで聞いたことも無いくらいに甘く囁く孝太。


なんだか、凄く幸せ。

高揚した頬を骨ばった指で撫でられると、あたしは忽ち孝太が欲しくなった。


「孝太、お願い」

恥ずかしくて目を閉じていた。 こんなこと、自分が言うなんて……


「もう、いいの?」

「うん」


それから……

孝太があたしの中に入ってくると、自然と甘い声が漏れた。


「はぁっ……あっ」

「カナの中……あったかい」

そう言って、孝太はゆっくりと動き始めた。





< 114 / 134 >

この作品をシェア

pagetop