甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
コンビニで下着と歯ブラシと化粧品のお泊まりセットを買った。
孝太の住所を思い浮かべながらなんとなく歩いていると、本当に着いてしまった。
あたしの家からは、歩いて10分ぐらい。
自転車だったらほんの2~3分。
でも、彼女でもないあたしが、約束も無しに孝太の家に訪ねて行くのはどうだろう?
だけど、自分のアパートには帰れない。
こんなことなら、映画の一本でも観て時間を潰せばよかったと今更思う。
困ったな、どうしよう。
二日酔いじゃなかったら、その辺の居酒屋にでも入るのに。
今日はビールの一杯ですら飲めそうな気がしない。