【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下



「ため息つきたいのは、こっち」


「…はい」


うわ~。


佑斗ってば、まだ睨んでる。


小さくなった私に、洸輝は苦笑いをしながら言った。


「お前は佑斗の、秘密のフィアンセなんだな」


って…。


秘密にしなければいけないなら、そもそも婚約なんてしなければ良かったのよ。


やっぱり訳分かんない。

この婚約…。




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