甘い罠
そんな麗の仕草にドキッとした。
な、何これ…
なんか…体が熱くなってきた…。
自分の体の変化に戸惑いながら麗の目を見つめていると
「あ…。」
と私の後ろを指差した。
「え、何…」
麗が指差した方に顔を向けようとした瞬間…
麗に腕を捕まれてチュッと唇にキスされた。
「な、なななな何っ!?」
「ブッ!"な"多すぎ。」
動揺する私とは対照的に麗は楽しそうに笑う。
いや、笑い事じゃ無いですよ…。