甘い罠











心の中で麗にツッコミを入れながらジッと麗を見つめると










「なぁ…それって計算…?」









と私の髪の毛で遊びながら麗はニヤニヤと笑う。









…さっきのニコニコの笑顔も気持ち悪かったけどこっちの笑顔も気持ち悪いな。








なんて思いながら麗の顔をまだ見つめる。







…っていうか…








なんかさっきから体全体が熱い…








あれ?








頭もなんか…クラクラしてきた…?












「「「姫華!」」」








私の意識はそこで途切れた。











< 43 / 44 >

この作品をシェア

pagetop