マイ・シュガーランド
優しい微笑みを浮かべた柘植さんは、フカフカのベットに倒れ込む。
手をグイッと引っ張られ、柘植さんと身体が重なる。
「なっちゃん…」
柘植さんの声が近い。
「この服、やっぱり気持ちいいね。」
――え?
「モコモコで絶対に抱き心地いいだろうな~って思ったんだ。」
―――えぇ?
「今日はぐっすり眠れそうだなぁ」
「・・柘植、さん?」
「ん?」
「それって抱き枕・・」
「あぁ!
それいい表現だね。
抱き枕だ!!」
・・そんな嬉しそうに言われても…
抱き枕の代わりって、複雑。。