君は嘘。
目の前にいるヘラヘラした茶髪の男が話しかけてきた。
誰だっけ……?
確か……有名だったよなぁ……。
「ねぇ君、どうしてココにいるの?」
…………は?
『は?え?ごめん、屋上って皆が使う場所じゃ無かったっけ?』
普通の学校ではそうなってるよね?
あれ?他の人ココ使ってたっけ?
疑問だらけで自然と眉間に皺がよったら、
「あぁ駄目だよ……ここに皺が出来るから。」
なんて言ってあたしのおでこに触った。
君のせいで悩んでいるんだが。