クローバー



「先生…尾崎先生!!」



カルテに没頭していたところに声が掛けられた



「なんだ…水野さんか…」



「あたしです。すみませんでしたね」



「いや…別にそんな訳無いじゃないか」



見ていたカルテが手から落ちた


「あ…これ」



落ちたカルテの名前が見えてしまった



「白草さんの…」



カルテを拾い先生に渡す



「ああ…」



「本当に帰して良かったんですか?」




茜のカルテを診る




「…白草さんは治りますか?」





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