【完】優しい彼の温もりに包まれて
幸い屋上には誰も居なかった


「ねぇ…瑠夏。あたしの話し聞いてくれる?」


屋上にある小さなベンチに座りながら捺稀が話す

「うん。話って何?」


あたしも捺稀の隣に座った


捺稀はゆっくりと話し出した


「実はあたし…1年の時、ほとんど学校に来てなかったんだ」


…えっ?

「体調崩しやすくてさ。だから、なかなか友達も出来なくて…」


「あたしと似てるんだね…」


「えっ?」


捺稀の声を遮ってあたしは話し出した


「あたしもたまに体調崩したの。でもね、あたしイジメにあっててさ…」


教科書や靴が隠されるのは当たり前


「それで学校に行ってなかったの?」


「うん。行けなかった。誰がやってたかは分かってたけどね」


それが信頼してた人だから更に凹んだの
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