【完】優しい彼の温もりに包まれて
「だから、それからあたしは人を信じなくなった」


信頼したって一緒なんだから…


「瑠夏?あたしは瑠夏を信じるよ」


あたしを抱きしめながら言ってくれた


「ありがとう。あたしも捺稀を信じるね」


1番最初に友達になったのが捺稀で良かった


それが嬉しくて笑顔になった


「あっ、瑠夏が笑った」


「えっ?」


「今まで笑ってても作ってたでしょ?」


…気付かれてた?


「あたし観察するの好きだから」


あたしと一緒だっ


「捺稀ー?」


ドアの方から誰かの声がした


「圭輔!!良くここが分かったね?」


捺稀は普通にその男の子と話している


「先生に聞いた。君、瑠夏ちゃん?」


「はい。そうです」


“この子かぁ”と呟いている
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