【完】優しい彼の温もりに包まれて
「萩原には寄っていくんだな。藤室には一切寄っていかなかったのに…」


「沙穂ちゃん、あたしにもおいでよ?」


藤室が呼んでみるが今度は萩原から離れない


「沙穂、このお姉ちゃん嫌だ。」


「変わった子ね。あたし帰るわ。丈瑠君またね」


藤室は沙穂を睨み帰って行った


「沙穂ちゃん、どうしてあの人のこと嫌なの?」


萩原が沙穂の目線に合わせて聞く


「あの人怖いっ。沙穂のこと睨んで行った。お姉ちゃん名前なんて言うの?」


「あたし?美春だよ。よろしくね」


「みぃちゃんって呼んで良い?」


萩原は沙穂の問い掛けに優しく微笑んだ


「沙穂、また仲良くなれた人が出来て良かったな」


ニッコリ微笑んで頷いた
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