【完】優しい彼の温もりに包まれて
丈瑠Side


「お兄ちゃーん。朝だよ。起きてー」


毎日のように俺を起こしに来てくれる妹


沙穂(サホ)3歳


「はいはい。起きるからそんなに慌てんな」


俺は沙穂を抱き上げる


俺は小野寺丈瑠(オノデラタケル)


今日から葉月高校の2年生


早々と制服に着替え沙穂を抱き鞄を持ちリビングへ向かう


「丈瑠。おはよう。沙穂、いつもありがとね」


母さんに褒められ笑顔になった沙穂


沙穂の日課は“毎日俺を起こすこと”


こんな小さな身体でもいろいろとこなしてるんだ


「丈瑠。今日から学校だろ?頑張れよ」


新聞を読みながら話してくる親父


「あぁ、春休みってあっという間に終わるんだな」


親父も母さんも葉月高校の卒業生
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