【完】優しい彼の温もりに包まれて
「お兄ちゃん、早い…」


沙穂は涙目で俺を見る


「ごめんな…」


「丈瑠って、沙穂ちゃんには優しいんだよな」


圭輔はブツブツと文句をいう


「さっ、保育園行くぞ」


俺は圭輔に荷物を持たせ沙穂を抱き抱える


「結局、いつもと変わらず俺は荷物持ちなのね」


小言を言っている圭輔を置いて沙穂を見送る


「今日も迎えに来てくれるよね?」


「おぅ、だからお利口にしてろよ」


沙穗の迎えは俺の担当


親父は遅くまで残業してるし母さんは病院の受付の仕事してて忙しいらしい


そのため沙穂の迎えは俺の担当となった


だから、学校から近い場所の保育園に通わせてるんだ


「丈瑠、遅い!!」


圭輔は保育園の門に寄り掛かり俺を待っていた
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